アイツに、 最初に思い出してもらえることが重要
2017/06/12 Loading

マーケティングの重要な調査に認知度調査があります。 認知度には何種類かのものがありますが、その中でも重要なのが以下です。

【再認率】「〇〇というブランドを知っていますかの質問でイエスと答えられる率
【再生率】「△△の商品カテゴリーで思い浮かぶブランドは何ですか」の質問で名前が挙げられる率

そして、再生率の高いブランドの中でも、 一番目に回答されることが最も多いブランドが第一想起ブランドです。 これは、人々が最も強いマインドシェアを持つブランドといえ、通常、最もシェアが高かったり、顧客ロイヤルティや好感度も高いものです。

一番に思い出してもらえるから買われるのか、 よく買われるから一番に思い出してもらえるのか因果関係は双方向的(チキン・エッグの関係)ですが、 いずれにせよ、一番目に回答されることの価値はそれだけ大きいのです。

たとえば、ビールについて調査をやれば、 やはり「スーパードライ」が圧倒的な第一想起ブランドのはずです。 発泡酒などを除く純粋なビールで50%のシェアを誇っていることの原因でもあり、結果でもあります。

このようにいったん圧倒的な第一想起ブランドになると口コミや、チャネルでのいい棚の確保などもあいまって、 ますますその地位は強化されます。

これは広告やプロモーションだけで実現できるものではありません。製品そのものの魅力が必要とされます。

「スーパードライ」でいえば、 鮮度に徹底的にこだわり、つねに美味しく飲める状態を提供し続けたことが現在の地位につながりました。

あらゆる手法を用いてこの地位を獲得することがマーケターの一大目標なのです。