ブランドは外面だけの結果じゃない
2017/06/12 Loading

~ブランドは信用や企業活動の実態そのもの~


近年、ブランドの構築、特に企業ブランドの構築は、 単なるマーケティング戦略の枠を超え、経営理念の見直しや、全社戦略と同じレベルの重要性を持つようになっています。 それだけいい企業ブランドには価値があるのです。

いい企業ブランドはどうすれば構築できるのでしょうか。 1980年代から90年代にかけてCI(コーポレート・アイデンティティ)が流行ったことがありましたが、 ロゴの改定や、プロモーションの強化にとどまるケースが少なくありません。

ブランドとは、定義の差はありますが、 突き詰めれば企業に対する信頼・信用であり、好ましい事柄を連想させる力です。

セブン-イレブンと聞けば、
【高品質のPB商品】 【買いたいものが置いてある】 【サービスが豊富】 【店舗がきれい】 といったことを思い浮かべるでしょう。

これらは単に広告やプロモーションをすることで伝わるものではありません。 愚直に企業活動を行い、競争に勝ち、信頼を得てきたからこそ生まれたものです。

ブランドとは、コミュニケーションの巧拙にも影響を受けますが、それ以上に、企業活動の実態を反映するのです。

筆者はマーケティングのクラスでは、“Saying”(何をいうか)以上に“Doing”(何をするか)、 さらには“Being”(どのような企業であるか)こそが企業ブランドを左右するといっています。

これは一朝一夕に変わるものではありません。 企業ブランドの構築は、マーケティング部門のみの仕事ではありません。

マネジメント層が強くコミットするとともに、末端にまで浸透させたいブランドの意識が浸透し、 企業活動に反映されてこそ、初めて実現するものなのです。