PDCAはあらゆるフレームワークを包含する
2017/07/19 Loading

~PDCAを回すことが企業価値向上につながる~


経営学にはさまざまなフレームワーク(枠組み)があります。 たとえばマーケティングの4Pは、分析にも具体的な施策の立案にも用いることができる非常に有効なフレームワークです。 しかし、それを用いたところで、何かをやったらやりっ放しというのはではビジネスの結果は出ません。 まずは分析を踏まえて計画を立て(Plan)、 実際にやってみて(Do)、差異分析を行い(Check)、適切にアクションをとる(Action)というPDCAをしっかり回してこそ、 さまざまなフレームワークは生きてくるのです。それが冒頭の言葉の意味です。

「PDCAこそが最も破壊力のあるフレームワークである」といった趣旨のことを述べられる方も少なくありません。 企業は洗練されるにしたがって、以下のように進化していきます (厳密には中間レベルが存在しますが、割愛します)。

 

1 「D」だけ行っている
2 「P」と「D」を行っている
3 「PDCA」を行っているが、部署や階層による差が大きい
4 「PDCA」を全般に行っている
5 「PDCA」を高速でタイトに行っている

 

一番多いのは、2と3でしょう。 1よりはマシですが、プロフェッショナルな経営とはいえません。 問題が放置されているケースも多く、ムラがあります。企業としては、最低でも4のレベルくらいは目指したいものです。

 

ワンモア・アドバイス


PDCAは入れ子の構造にあることも意識しましょう。 どれだけ現場でPDCAが回っていても、肝心の経営レベルのPDCAが甘かったら意味がありません。 時間軸やPDCAを回す手法(例:MBOや定例会議、緊急ミーティングなど)はさまざまですが、 それらが互いに連携しながら組織として大小のPDCAを的確に回していくことが望ましい姿といえるのです。